姿勢が悪くなることでのデメリット

姿勢改善専門のパーソナルトレーナー飯田です。

突然ですが、あなたは姿勢が悪いと言われたことはありませんか?姿勢が悪いと見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。姿勢が悪いとどんなデメリットがあるのでしょうか?また、姿勢を改善する方法はあるのでしょうか?この記事では、姿勢が悪くなる原因とそのデメリット、そして姿勢を良くするための対策について解説します。

## 姿勢が悪くなる原因

姿勢が悪くなる原因には様々なものがありますが、近年特に問題となっているのはスマホやパソコンの長時間使用による前傾姿勢です。これらの電子機器の長時間使用やデスクワークは首や肩が前のめりの体勢になりやすく、姿勢の悪化を引き起こします。また、運動不足や日常的な癖も姿勢に影響を与えます。運動不足の人は筋力を適度に維持することができず、偏った姿勢になりやすくなります。脚を組んだり、頬杖をつくなどの癖がある人は、身体の重心がズレて偏った姿勢となることがあります。

## 姿勢が悪いことで起こるデメリット

姿勢が悪いことで起こるデメリットには以下のようなものがあります。

– 肩こりや腰痛の原因になる

– 見た目が悪く見える

– 太りやすくなる

– 集中力が下がる

– 疲れやだるさを感じやすくなる

### 肩こりや腰痛の原因になる

姿勢が悪いと背中が丸まり、猫背になります。通常、頭は体全体で支えています。しかし、猫背が原因で頭が前に出てしまうと、重心が変わるため体全体で頭を支えることができず、肩や首だけで頭を支えることになってしまいます。頭にはボーリング玉くらいの重さがあるため、首や肩にはかなりの負担がかかるでしょう。これが肩こりや腰痛の原因になります。まだ肩こりや腰痛という症状が発生していなくても、いずれ痛みが起こる可能性が高いです。早めに姿勢の改善を心がけましょう。

### 見た目が悪く見える

猫背になると見た目が悪く見えてしまいます。誰かと会ったときになんとなく覇気がないと感じたことのある方は少なくないでしょう。その原因は猫背にあるかもしれません。自分では気づきにくいかもしれませんが、猫背の人は実年齢よりも老けて見えたり、自信がなさそうに見えたりと、相手に悪い印象を与えてしまいます。

### 太りやすくなる

姿勢を良くしようと思っても、つい猫背になってしまう方は多いでしょう。良い姿勢を維持することができない理由は、悪い姿勢の方が楽だからです。姿勢を保つためには筋肉を使用します。逆に悪い姿勢は筋肉をあまり使用しません。その状態が続くと、筋肉の量が少なくなり、基礎代謝が下がってしまいます。結果として太りやすい体になるので注意しましょう。ダイエットをしてもすぐリバウンドしてしまうのは、姿勢が悪いのが原因かもしれません。

### 集中力が下がる

猫背になると胸が開かなくなり、呼吸が浅くなります。腹式呼吸を行うのが困難になり、体内に十分な酸素が送られなくなってしまいます。それによって最も支障が出るのが脳の活動です。血流が悪くなると、脳にも十分な酸素が届けられません。その結果、脳の活動が低下し、集中力が下がってしまいます。すぐに集中力が切れたり、日中に激しく眠かったりする場合は、姿勢が悪いのが根本の原因かもしれません。

### 疲れやだるさを感じやすくなる

筋肉には疲労物質である乳酸が溜まります。この乳酸は血流によって肝臓に運ばれ、処理されます。しかし、血流が悪くなると、筋肉に乳酸が残ったままになり処理されません。その結果、疲れやだるさを感じやすくなってしまいます。「最近、疲れやすいな」と感じているのは、姿勢が悪いのが原因かもしれません。疲れが残っていると、生活や仕事にも影響が及びます。

## 姿勢を改善するための対策

姿勢を改善するためには、以下のような対策を行うことがおすすめです。

– スマホやパソコンの使用時間を減らす

– 適度な運動をする

– 筋トレやストレッチをする

### スマホやパソコンの使用時間を減らす

スマホやパソコンの使用時間を減らすことは、姿勢を改善するための第一歩です。スマホやパソコンの画面を見るときは、目と画面の距離を約40cmに保ち、画面の上端が目の水平線になるように調整しましょう。また、長時間同じ姿勢でいると筋肉が凝り固まってしまうので、30分に一度は休憩をとって体を動かすことが大切です。休憩中には首や肩、背中のストレッチを行うと効果的です。

### 適度な運動をする

運動不足は姿勢の悪化の原因の一つです。運動をすることで筋力や柔軟性を向上させることができます。特に姿勢に関係する筋肉は、背中や腹筋、骨盤底筋などです。これらの筋肉を鍛えることで、姿勢を支える力が強くなります。運動の種類は、ウォーキングやランニング、水泳、ヨガ、ピラティスなどがおすすめです。運動は週に3回以上、1回に20分以上行うことが目安です。運動をするときは、姿勢に気をつけて行うことが重要です。姿勢が悪いまま運動をすると、かえって体に負担をかけてしまう可能性があります。

### 筋トレやストレッチをする

姿勢を改善するためには、筋トレやストレッチをすることも効果的です。筋トレは姿勢に関係する筋肉を鍛えることができます。ストレッチは筋肉の柔軟性を高めることができます。筋トレやストレッチは、自宅で簡単に行えるものがたくさんあります。例えば、以下のようなものがあります。

– 腹筋ローラー

– プランク

– スーパーマン

– ブリッジ

– バックエクステンション

– ネックストレッチ

– ショルダーストレッチ

– チェストストレッチ

– バックストレッチ

これらの筋トレやストレッチは、姿勢を改善するだけでなく、肩こりや腰痛の予防や改善にも役立ちます。毎日数分でも行うことで、姿勢の変化を感じることができるでしょう。

# まとめ

姿勢が悪くなることで、肩こりや腰痛、見た目の悪化、太りやすさ、集中力の低下、疲れやだるさなどのデメリットがあります。姿勢を改善するためには、スマホやパソコンの使用時間を減らす、適度な運動をする、正しい姿勢で立つように心がける、筋トレやストレッチをするなどの対策が有効です。姿勢を改善することで、健康や美容、気分やパフォーマンスにも良い影響が期待できます。ぜひ、日々の生活で姿勢に気をつけてみてください。

姿勢改善専門パーソナルトレーニングジムX-function

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