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札幌の中央区円山で姿勢改善をパーソナルトレーニングで行う飯田です。
今回はストレッチと姿勢改善の関係についてですが、その中でもストレッチに焦点を当てていきます。
ストレッチとはそもそもなんなのでしょうか。
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ストレッチとは
ストレッチで調べると以下のように説明されています。
体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解いたりするという心身のコンディション作りにもつながるなど、様々な効果がある。
※Wikipediaから引用
ストレッチと聞くと“止まった状態でゆっくりとある特定の部分を伸ばす”ようなイメージされる方がほとんどではないでしょうか。
ストレッチには大まかに二つの種類があります。
[box class=”yellow_box” title=”ストレッチの種類”]
- 静的ストレッチ
- 動的ストレッチ[/box]
静的ストレッチ
静的ストレッチとは既に上記した“止まった状態でゆっくりとある特定の部分を伸ばす”というよく知られたストレッチのことです。
1975年にボブ・アンダーソンによって書かれた本『STRECHING』によってこのストレッチは日本でもブームになりました。
この静的ストレッチには次のようなメリットがあるといわれています。
[box class=”pink_box” title=”静的ストレッチのメリット”]
- 関節の可動域が上がる
- リラックスしやすくなる
- 安全性が高い[/box]
以上のはよく一般的に言われているメリットの1部です。
関節の可動域が広がるという効果があるといわれているため“静的ストレッチを用いて開脚がさらに開けるようになる”といったような方法をよく書籍などで紹介されたりしています。
動的ストレッチ
動的ストレッチはさらに、
- ダイナミックストレッチ
- バリスティックストレッチ
この二つに分けられます。
ダイナミックストレッチとは拮抗する筋肉(力こぶにあたる上腕二頭筋と二の腕にあたる上腕三頭筋など)が交互に伸び縮みするようなストレッチのことです。
対して、バリスティックストレッチは全身で反動をつけながらリズミカルに行うようなストレッチを際します(ラジオ体操のようなものです)。
動的ストレッチのメリットは以下のように言われております。(特にダイナミックストレッチ)
- 関節可動域の増加
- 神経系の活性化
- 酸素摂取量の増加
- 筋肉の伸張性・短縮性の増加
- 神経と筋肉の協調性増加
『ストレッチの科学』を参考
まとめ
ストレッチには“止まった状態でゆっくりとある特定の部分を伸ばす”ような静的ストレッチだけでなく動的ストレッチというストレッチが存在し、動的ストレッチはダイナミックストレッチとバリスティックストレッチに分けられます。
お互いのストレッチのメリットを見比べるとリラックス効果のある静的ストレッチは運動の後に行った方が、動的ストレッチは運動の前に行った方がいいことが分かります。
詳しいストレッチのやり方やデメリット、またそのストレッチがどのように姿勢と関係するかについては、また後日お伝えしていきますのでどうぞお楽しみに。